皇居勤労奉仕団(平成22年2月15〜19日)
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青森県神道青年会 会長 鈴 木 賀 暢
皇居勤労奉仕期間中に天皇皇后両陛下の御会釈がある。(全奉仕団が一部屋に整列し両陛下より御言葉を賜る、少しの会話もある)必ず先に天皇陛下、次に皇后陛下より
「ありがとう」
という御言葉がある。
恐れ多く、有難く、なんとも
「感動」 する瞬間である。
たまたま居合わせた私の高校の同級生(彼は会社の社長であり団長として社員を引率していた!)
「お前さん皇后陛下の『ありがとう』って御言葉を聞いただろ、あの『ありがとう』と、お前さんが普段使っている『ありがとう』と比べてみろ、どうだ?」
と部下に尋ねた。
「私のありがとうは鼻くそです」
と部下は答えた。
「そうだろう、普段から言葉には心を込めろって言ってるだろう、皇后陛下のありがとうこそ、本当の本物の『ありがとう』だよ、勤労奉仕に来て良かったなぁ」
と諭していた。
なぜだろう…
勤労奉仕も今回で四回目、そろそろ慣れてきてもいい頃なのだが、毎回発見や驚きや感動がある。
そしてそれは平素味わえないビッグスケールなものなのである。
それに「ご縁」もある。
昨年の参加者で、この四月から宮中にお仕えする青年が誕生した。
彼は、むつ市田名部神社 小笠原壽美名誉宮司さんのお孫さんで小笠原佐(たすく)君である。昨年は国学院大学の四年生として我々の奉仕団に参加し、宮中での御奉仕というものを知り(考えた事もなかったらしい)卒業後是非お仕えしたいと思い、伝手を辿ると、奇跡的に一名の求人枠があり(毎年採用ではない)複数名での試験の結果見事合格したのである。
これぞ「神縁」である。
また、有難い話を聞いた。
昨年の参加者で本年も二回目の参加を頂いた横浜町のご婦人は、昨年帰宅してからお孫さんに
「おばあちゃんは天皇陛下に会ってきたんだよ」と話すと、お孫さんは「天皇陛下って偉いの?」と聞いたので「日本で一番偉いんだよ、神様なんだよ」と教えたそうです。すると「いいなぁ、じゃあ僕はどうしたいいの」と聞くので「毎朝学校に行く前にちゃんと神棚に手を合わせて拝んでから行きなさい」と教えてから、お孫さんは一年間毎朝神棚に手を合わせていると報告してくれた。
ご婦人もお孫さんも素敵です。
この奉仕団の参加対象は県内全氏子、つまり全県民です、一般参加者の中には既に二回経験者もいて、年々参加者は増加しています。言葉や映像は実体験の前には空虚です。今度とは言わず、いずれとも言わず今年の参加をお待ちしております。
今すぐお近くの神社へお申込み下さい。
また、今回参加された方々からも感想を頂戴しています
ご紹介します
栗野さん
「怒らなくなったのよ〜。なんだか優しくしてあげられるのよ皆に。
勤労奉仕に行って、陛下のご会釈を戴いたお陰だわ〜。感謝いたします。
神青の皆さんにも本当によくしてもらい、感激致しました。」
川嶋さん
「陛下から、ご会釈を戴いた時に本当に陛下は、国の平和と私たち国民の
幸せを祈ってくれているんだなということが、実感できました。家に帰って
からは、神棚に向かう気持ちが以前とは違うのよ。心を込めてお参りして
るのよ。ほんとにいい奉仕が出来ました。ありがとうございます。」
澤田さん
「初めて会った方々なのに、全くそんな感じがしないで、すぐに打ち解けら
れて充実した活動をすることができて、嬉しかったです。若い人たちが手
早く親切に誘導してくれたので、とても有難かったです。」
名久井さん
「1メートルぐらいしか離れていない場所で天皇皇后両陛下にお目にかかれ
て、とても有難く貴重な経験ができました。まさか東京で雪景色になるとは・・・。
緑の葉の上に積もる雪景色の赤坂御用地はとても素敵でした。」
冬期禊錬成会並びに増頒布ポスティング活動
十二月一日、この一年を締めくくり、そして新たな年を迎えるにあたり心身をともに清めるべく、冬期禊練成会が行われました。師走の寒さをものともしない青年神職達の勇姿をご覧ください。
また、その翌日には神宮大麻像増頒布活動が行われました。年末年始にむけ、まずは最寄の神社に参拝していただくことから始めようと、地域のお宮の所在を記したマップをお配りしています。
禊行法に先だって、新館神社での正式参拝が行われました。
道彦 鈴木賀暢講師指導のもと、禊行法が始まります。会場は小川原湖。この程度の寒さに負けるものかと、鳥船にも気合が入ります。
いざ小川原湖へ。当日はメディアの方も取材に来られていました。
禊行法。暮れなずむにはまだ少し早い時間、冬の凛とした空気と、柔らかく、薄くたなびく雲との取り合わせは何とも神々しいものでした。全員が心を一つに心身を祓い清めていきます
行法を終え、清々しい表情の神青一同。禊のあとの充実した、それでいて落ち着いた心境はなんともいえず心地よいものです。心身を清めるとはこういうことなのだな、と禊のたびに実感します。
翌日は神宮大麻増頒布活動としてポスティング活動が行われました。配布地区は三八支部、新規入居者が多いニュータウン一帯です。
何事もまずは打ち合わせから。
地道な作業こそが神威神徳の発揚に繋がると信じて、一軒ずつ丁寧に投函していきます。千里の道も一歩から。
師走の時期、どこの御家庭も忙しい日々を過ごされるのだろうと思います。
多忙な中、どうかお宮に足をはこんでいただけますように。また神職としてその思いに答えられるように。そのようなことを思いながらの活動となりました。
平成21年12月2日 諏訪神社 禰宜 諏訪 高弘
青森県神社関係者大会開催
去る8月25日、八戸市公会堂におきまして『奉祝天皇陛下御在位二十年 青森県神社庁関係者大会』が開催されました。青森県神社庁・青森県神社総代連合会主催のもと、私たち青森県神道青年会では、そのスタッフとして助勢させていただきました。
今回の目玉はなんと言っても『奉祝パレード』です。
当日は晴天に恵まれ、長者山まつりんぐ広場から式典会場である八戸市公会堂までの約1キロを700人の参加者が一斉に行進する様は地元メディアでも取り上げられていました。
先頭は当会員が横断幕を持ち、
その後に地元八戸の向陵高校、千葉学園のバトン部の演技が続きます。
八戸の大通りをパレードしていきます
主催者である鈴木法通神社庁長・白浜総代連合会会長に
ご来賓である神道政治連盟副会長後藤俊彦さまもパレードにご参加いただきました
幾重にも重なる国旗小旗と紫の天皇陛下御在位二十年奉祝萬歳幟(当会事業頒布品です!)
「天皇陛下万歳!!」の声とともに会場に向っていきました
八戸市公会堂での関係者大会は、
宮内庁元侍従長の渡邉允先生から
『天皇皇后両陛下におつかえして』と題しご講演を頂戴しました
式典は神社本庁統理(代理田中副総長)、神宮大宮司(代理渡邊参事)、神政連会長(代理後藤副会長)をはじめ多くのご来賓方にご臨席賜り、盛大に行われました
最後はパレードでお配りした国旗小旗を手に聖寿万歳で幕を閉じたのでした
平成21年9月1日 神道青年会広報部長(青森県神社庁 録事) 浪打真彦
夏期禊錬成会 平成21年8月10〜11日 横浜町 八幡神社
今回の夏期禊錬成会は、創立55周年記念事業成功に向けての決起集会であった。
この決起集会が、周年事業のテーマ“我等、ここに至り神道の原点に立つ”を理解し、会員の心が纏まり始めた大きな機会になったのではないか。
思い出に残る、夏期禊錬成会となった。
横浜町 八幡神社にて正式参拝を行なう。
道彦 鈴木賀暢講師指導のもと、いよいよ禊錬成会が開催された。
やっぱり、禊はいいものですね。心身ともに清々しくなります。
皆、手際よくBBQの準備をして、鈴木会長の挨拶・中居相談役の乾杯で、いよいよ決起集会の始まりです。
この方 事業部長です。
やたらこの姿がぴったりです。
こちらは、企画研修部長と広報部長のコラボ。
多趣味な方達なんです。
お肉とお酒で身体が十分に満たされた決起集会後、約4時間に及ぶ会員相互に感性を研ぎ澄ませあった、周年事業実行委員会会議です。周年事業を成功しようぜ!!!という会員の気持ちがさらに強まったと思う。
白熱した会議に夢中になり、会議中の写真を撮り忘れ、皆様にお届けできない事を悔やみます。よって会議前後の写真をお届けいたします。
決起集会・会議と感性の向上を図りあった翌日の禊は(実際はその日の方が正しであろう)、会員の気持ちが“ぐっ”とひとつになった、思い出深い禊となった。禊を終えた後の集合写真でお解りかと思う。“我等、ここに至り神道の原点に立つ”である。素敵な一枚です。
平成21年8月10日 四本松神社 宮司代務者 出貝 賀子